2025年03月25日
江戸時代の政策!
令和7年3月25日(火)三島市輿水酒店輿水誠司
相変わらずNHK大河ドラマべらぼうを見ながら、
現在とは違う、その時代ならでは環境が勉強になります。
話しの中で、小芝風花さん演じる「吉原の花魁(おいらん)」を市原隼人さん演じる「盲人の大富豪 鳥山」が身請けします。
なぜ盲人が大富豪になったかと言いますと、
市原隼人さん扮する鳥山険校は「金貸し」を商売としていました。
江戸時代の盲人組織「当道座」の最高権威「険校(けんぎょう)」として幕府から特別な権威を与えられていました。
徳川家康は盲人など障害者に対する福祉政策として優遇措置などをとっていたのですが、その一つが「高利貸し」で巷では「座頭金」と呼ばれていました。
江戸時代当初にこういう福祉政策を施していたところが家康は(流石だなぁ~)と思わせます。
しかし時が経つにつれ、予想以上に莫大な利益を上げ、お金による権力も持つようになってしまい、逆に悪名高くなっていきます。
そして次回べらぼうでは、行き過ぎた悪質な高利貸しとして摘発をされてしまうようです。
ドラマの中にその時代ならではの歴史的考察が中々味わい深いです。
Posted by コッシー at 23:00│Comments(0)